2011年6月9日木曜日

10MHzの時報局

旧ブログから移転した記事です。2015/12/28

時報局の音声をYOUTUBEにアップしておきました。




WWVHとWWVとBPMの大合戦です。1分26秒からが特に盛り上がります。

2011年6月8日水曜日

ELPA ER-21T レビュー(2)

修正を加えて旧ブログから移転した記事です。2015/12/28

シリーズ第2回にして最終回。(第1回はココ

[受信性能]
受信能力は案外あります。特に中波は意外といけます(以前分解したときに見ると、明らかに低品質そうなフェライトバーが入っていましたが…)。うち(広島市)からでも、ベランダに出れば札幌のHBCが聴こえました。
短波はそれなりです。5mくらいのワイヤーアンテナを適当につなげば、大出力の国際放送くらいは満足に聴けます。ただ、フェージングには弱いです。
FMは可もなく不可もなく…ただ音質が悪いので、長い時間聞く気にはなりません。
周波数ステップは中波1kHz、短波5kHz、FM50kHzごとです。ただ、21TはPLLではないので、これは画面表示上の問題でしかありません。

[音質]
良くは無いです。なんだか聞きづらいです。
これを改善するため、昨年に改造を行いました。といっても、スピーカーにコンデンサを付けて高音をカットしただけです。これだけでも聞きやすい音になった気がします。

[その他]
電池の持ちがすごく良いです。他の機器で使えなくなった電池を使い切るのに最適のラジオです

左側面

左の側面には、イヤホン・DC電源端子とボリュームがあります。このラジオを外部電源で使う人がいるかどうかは不明ですが…。ボリュームは、硬い上にちょっと動かすだけで音量がかなり変化するので使いにくいです。
また、このラジオ自体はステレオ放送に対応していませんが、ステレオイヤホンをつないでもちゃんと両耳から音が出ます。これは高ポイントです。

右側面

右側面にあるのは選局ダイヤル(バリコンのつまみ)とホールドスイッチだけです。このラジオは一見するとPLL方式のようですが、ここを見ると実はそうではないことが分かります。ホールドスイッチの上が欠けていますが、これは以前分解したときに破壊してしまいました(^^;

というわけで、うちの21Tは専ら外出&旅行時の中波専用機として活躍しています。今までも長野県やら足摺岬やら各地のキャンプ場やら、いろんなところに連れて行きました。

2011年6月7日火曜日

ELPA ER-21T レビュー(1)

修正を加えて旧ブログから移転した記事です。2015/12/28

朝日電器(ELPA)のER-21T-Nについて書いてみました。
まずは外見からです。


[外見]



値段のわりに安っぽさを感じさせないデザイン。上部の赤い線がいいアクセントになっていると思います。かの有名なPerseusの本体に入ってる黄色い線みたいなものでしょうか(比べるなって?)。本体のスイッチなどの表示は全て日本語なので分かりやすいです。サイズはカセットケースくらい。

[操作性]
いい感じです。前面に8つあるスイッチを押したときの感触も悪くないです。側面にホールドスイッチがあるのも高ポイント。
ただ、選局ダイヤルが硬く、目的の周波数にぴったり合わせるのが困難なときもあります(特に中波)。前面パネルを押さえると勝手に周波数が変わってしまうこともあります(^^;

[機能]
前面にある8つのスイッチで、アラーム・スヌーズ・バックライト・おやすみタイマー・時刻設定ができます。なんかラジオとは直接関係ないものばかりですが… でもこの値段(2500円弱)でこれだけ機能がついているのはすごいです。
おやすみタイマーは10分から60分まで設定できます。ちなみに、この間タイマーを10分に設定して実際にタイマーが働くまでの時間を調べたところ、10分28秒でした。どうやら時計と連動しているわけでは無いようです。
また、電源を切っていても常に時計が表示されるため、電池の液漏れを防ぐ効果がありそうです。時計の精度はそんなによくないです。といっても自分的には許容範囲内。

次回に続く…