2016年1月10日日曜日

海上保安資料館 横浜館 (無線家視点)

海上保安資料館 横浜館に行ってきました。

ここには、平成13年12月22日に海保の巡視船と交戦し自爆した北朝鮮の工作船が展示してあります。
銃器や弾痕だらけの船体を熱心に見ている人が多くいましたが、私が最も気になったのは工作船が装備していた無線機・受信機です。今回はこれにしぼって書いていきます。



上の写真はICOMのIC-475H、海外仕様で75W出力の430MHzオールモードトランシーバーです。
(参考: http://www.universal-radio.com/catalog/hammulti/475a.html)

 

こちらは同じくICOMのIC-R71E。0.1~30MHzをカバーする受信機です。これも海外仕様。
工作員はICOM派だったんでしょうか。
(参考:http://www.rigpix.com/icom/icr71e.htm)




これは松下(Panasonic)のCB無線機、RJ-20Dです。2CH機で、1970年代初頭の製品のようです。




これは中波と短波の2バンドラジオ。おそらく松下(Panasonic)のR-209だと思われます。1960年代の製品です。上のCB機と共になかなかの年代物ですね。上のCB機とこのラジオは型番が見えないので、調べるのに苦労しました。
(参考:http://www.radiomuseum.org/r/panasonic_tuned_rf_r_209j.html)


一応通信機の仲間ということでこちらも… 東芝の携帯電話 J-T03です(右)。懐かしのJ-PHONEのロゴが入っています。
左はSHARPのポケットコンピュータ PC-E500です。何に使っていたのでしょうか。暗号作成や復号にも使えそうですが…


他にも国際VHFのハンディ機 ICOM  IC-M1EURO V や小さな電鍵もあったのですが、写真を撮り忘れました。しかし、よくここまで日本製品ばかり揃えましたね。

さて、このように各種の無線機や受信機を積んでいた工作船ですが、遠距離通信ができる無線機が無いのが不思議です(展示されていないだけか?)。本国から遠く離れた所を航行するのですから、短波を送信できる無線機を積んでいたはずだと思うんですが。

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海上保安資料館 横浜館は入場無料、午前10時から午後5時まで開いています。
URL: http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/kouhou/jcgm_yokohama/

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